内路地のある家
のんびり過ごせる和の味わいのある家
- 2012年5月 完成
- 所在地/大阪府交野市
- 家族構成/夫婦+子
- 敷地面積 165.0㎡(50.0坪)
- 建築面積 81.1㎡(24.5坪)
- 延床面積 138.4㎡(41.9坪)
- 主体構造・構法 木造2階建て
- 施工 株式会社 IFA住宅設計室
データ
外壁は塗り壁で和の味わいを出します
<設計主旨>
共に仕事を持つご夫婦と子供の住まいです。
コミュニケーションを重視した広いオープンな家族室や家事空間は、現代の暮らしに合うモダンなつくりです。 一方、和の要素が空間に落ち着きを与えています。
石調タイルの露地廊下、障子で仕切れる畳スペース、茶室のような書斎、濡れ縁のような屋外テラスなどは、 私たち日本人が親しんできた空間です。
勾配屋根と土壁調の上品な佇まいは、帰宅する家族や訪れる者をやさしく迎えます。
風や光、緑を取り入れ、ゆったりと落ち着いた時間を過ごせるよう設計しています。
屋根の重なりが特徴的です
アプローチ
(左)玄関を入ると居間に通じる内路地です/正面板戸は和室へのにじり口
(右)内路地から入る洗面所、正面は和室へのにじり口
食事室からリビングを見ます、左は小上がりの和室、にじり口が見えます
アイランド型のキッチン背後は造り付けの食器棚を設置
リビングから和室、食事室を見ます
和室の障子を閉めて独立した部屋として使えます
小上がりの和室からリビングを見る
(左)前庭 (右)書斎/畳敷きで窓際のデスクは足が入れれます
子ども室
(左)乾燥室は風通しよく光がさんさんと入ります (右)2階にテラスを設けます
夕景
撮影:笹の倉舎/笹倉洋平