中庭のあるアパートメント「花.てらす」
住宅密集地に建ちながらも、風や光が入る開放的な快適で健康的な住まいを実現します
- 2008年12月 完成
- 所在地/大阪府大阪市鶴見区放出東
- 敷地面積 171.0㎡(51.8坪)
- 建築面積 129.3㎡(39.1坪)
- 延床面積 244.7㎡(74.1坪)
- 4住戸のテラスハウス/1住戸当たり床面積 61.1㎡(18.5坪) テラス含む
- 主体構造・構法 木造3階建て 基礎 べた基礎
- 施工 株式会社 竹本組
データ
路地に面して4つの住戸が建ちます
<設計主旨>
4住戸の賃貸テラスハウスです。
前面道路が狭く、密集住宅地に建ちます。
住戸に専用の中庭を設けることで、それぞれの部屋が開放的で光と風を得ることができます。
中庭をはさんで向かい合う部屋は、半階づつ高さがずれることで直接視線が合うことはありません。
部屋の移動は、メインの2階家族室から半階分となり移動の負担が減ります。
1階の部屋は土間廊下と一体に使えるよう開口が大きくとれる引き戸を設けています。
中庭が豊かな空間を生んでいます。
(左)道沿いは格子によって表情をつくります(右)アプローチのギャラリー(回廊)
玄関から続く土間廊下は玄関、中庭と同じタイル仕上げ、部屋は廊下と全開できる引き戸で間仕切ります
階段は半階づつ上がります
部屋は土間廊下と全開できる引き戸で間仕切ります、右が中庭
部屋はプライベートな庭から風と光が入ります
中庭を見ながら半階づつ上って部屋がつながります
2階にあるLDK空間/天井は高く開放的、道側に格子のついた長いバルコニーを設けています
道路からの視線は格子でさえぎります
(左)LDK空間/中庭側に設けたハイサイド窓からも陽が入ります(右)家具調の洗面化粧台
2階、風呂から見た物干スペース、物干しスペースからから中庭を見る
中庭/隣家とは風が通り、視線は通らない鎧格子で仕切ります
撮影:古川泰造